お正月にかまぼこを食べるのは、なぜ?
~祝いの席に欠かせない、
縁起ものの理由~
おせち料理やお雑煮の横に紅白の蒲鉾。見た目にも華やかで、お祝いムードを盛り上げてくれる存在ですが、実はその背景には、古くからの習わしや願いが込められているのです。
朝日が昇るような形と色には、日本人ならではの“おめでたさ”が宿っています。かまぼこが「初日の出」に見立てられていたことも、その由来のひとつ。新年のごちそうに込められた意味を、すこしだけご紹介します。
紅白の色に込められた意味
紅は「魔除け」、白は「清浄」や「神聖さ」。
日本では昔から、お祝いの場には紅白が用いられてきました。紅白幕、祝儀袋、そして…かまぼこも、その一つです。
その形と色に、「一年のはじまりに福が訪れますように」という願いが込められているのです。見た目の美しさだけでなく、縁起を担ぐ意味があるからこそ、かまぼこは日本のお正月に欠かせない存在となりました。
かまぼこは、初日の出のかたち
かまぼこの丸い断面は、初日の出に見立てられた縁起物。
「初日の出をいただく」──そんな粋な発想とともに、新年の門出を祝ってきました。そのおめでたい姿から、かまぼこはおせちに欠かせない一品となったのです。
おせちは、年神様に一年の実りを祈るためのお供え。
蒲鉾には海の恵みへの感謝と福を願う心が込められています。







